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2024年度 新入社員研修リポート~CONNECTers’ BASIC Training – First Stage~

皆さん、こんにちは! パナソニック コネクト、From the Inside編集部です。
パナソニック コネクトの取り組みを内側からレポートする当シリーズ。
今回は、2024年4月~5月にかけて実施された、CONNECTers’ BASIC Training – First Stage –(新入社員研修)の様子をお届けします!

2024年4月 入社式の様子

2024年4月1日の入社式をもってCONNECTer(パナソニック コネクト社員)の一員となった197人のNEW CONNECTersの皆さん。パナソニック グループの他事業会社の新入社員と共に2週間のパナソニックグループ導入研修に参加し、ビジネスマナーの基礎やパナソニックの経営理念等を学んだあと、約2カ月弱にわたるパナソニック コネクト独自の研修、CONNECTers’ BASIC Training – First Stage –において、CONNECTerとしてめざす姿の理解と、その実現に必要なリテラシーの習得・実践を行いました。

この研修では、NEW CONNECTerが配属先で活き活きと働く自分の姿をイメージしながら、自ら学ぶ主体的な姿勢や、なぜそれを学ぶのかの「why」を常に考える習慣を身に着けられるよう、講義でインプットした内容を実践でアウトプットすることに重点が置かれ、座学は少なめに、グループワークが多めのプログラムに。
グループワークを通して様々なメンバーの多用な価値観に触れ、一人ひとりが成功や失敗を繰り返すことで、配属先での実務につながる経験を得られるほか、研修運営の一部をNEW CONNECTers自身が行うことで、「自ら考え、つながり、行動を起こす」を実践し、今後も続く同期同士の深いつながりが生まれる研修になりました。

続いて、研修の具体内容についてご紹介します!

パーパス・コアバリュー研修と工場見学

当研修の大きな三つの柱は「学ぶ、つながる、行動する」。
個の自律を前提としたカリキュラムになっており、私たちCONNECTerの行動指針である5 Core Values、「Connect:つなぐ つながる」、「Empathy:共感 共創」、「Results:結果にこだわる」、「Relentless:たゆまぬ変革」、「Teamwork:衆知を集める」の基礎を築く内容になっています。
最初の数週間では、この5 Core Valuesやパーパス「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」の理解を深めたほか、個人が自身のキャリアにおいて「どうありたいか」を意識し、その実現に向けて主体的に行動する、キャリアオーナーシップの考え方を学びました。

加えて、工場見学によってモノづくりの現場を理解する時間も。
仕事をする中では、全体の流れを理解したうえで、自分の業務がどのように他者や他部署の業務に繋がり、影響を与えるかを意識することがとても大事ですが、工場から離れた拠点に配属される人も多いなか、このように製造現場を直に知ることが出来たのは、今後自分の業務との繋がりをイメージするために貴重な機会になったのではないでしょうか。

チームビルディング研修

研修後半に入ると、いよいよ現場での実践力を養うためのビジネススキル研修が始まります。
チームビルディング研修では、「100個のドミノを、一番時間をかけて倒すチーム」を競って大盛り上がり!
セルフリーダシップやチームでの成果のあげ方を各チームが手探りで模索しながら、「良いチーム」にはチーム内での目標共有や役割分担が必要不可欠であることを肌で学びました。

ファシリテーション研修

チームのアウトプットを最大化するには、チームビルディング研修で学んだ要素に加え、円滑な会議の進行や、相手の意見を引き出し深堀するための効果的な質問といったファシリテーション能力が必要です。
チーム内でファシリテーター役を入れ替えながらグループワークを実践し、最初のころは「最初にグループ内で目的共有するのを忘れていた」、「議論に熱中しすぎて、ファシリテーターとしての仕事を完遂できなかった」という反省が多く出てきましたが、実践を重ねる中で「議論の時間配分について、話題の進み具合や盛り上がりを見て臨機応変に対応していくべき」といった様々な気づきを得て、着実に改善していきました。

展示会見学

研修で得たビジネススキルの社外実践の場として、東京ビッグサイトでの展示会にも参加。4~5人のチームごとに興味を持った展示ブースを見学し、多種多様な企業や商品に触れ、視野を広げるとともに、出展者の方々に質問をさせていただくなかで、ビジネスにおいて重要なスキルである「傾聴」の大切さを実感しました。

概念化思考・論理的思考に関する研修

物事の構造を把握し、本質を理論化するという概念化思考をビジネスでどのように活用すべきか、様々なグループワークを通して学びました。
ワークの中には、候補地となる3つの市について与えられた情報をもとに、ドーナツチェーン店の新規開拓に相応しい市を1つ選定し、要点をまとめて上司に報告するという実践的なものも。
相手を理解させ、納得させるためには何が効果的かをチームごとに模索し、悩みながらも工夫を凝らします。「問い続ける」を合言葉とすることで、情報やデータに対して常に問いの視点を持ち、抜け漏れや飛躍がないか確認する、問いを立ててプロセスを細分化することで抽象度の高い語句の解像度を高める、といった、本配属後すぐに職場で活用できる論理的思考力を鍛える機会になりました。

ビジネストレンドに関する研修

ビジネス環境の変化を読み解く力を養うために、近年のトレンドや企業対応についてグループワーク等を行った本研修では、ビジネストレンドの専門用語や人口動態、生成AI等の知識を増やしたほか、「コンビニ業界から見たビジネス環境の変化」というテーマでグループディスカッションを実施。
時代の変化にあわせて柔軟に行われてきたコンビニの変革を知ることで、社会問題等の「マクロトレンド」から、ニーズ等の「顧客トレンド」が生まれ、各企業の対応戦略によって「ビジネストレンド」が作られていくという流れを学びました。

プロジェクト研修

「顧客の要望に沿って住宅模型を作る」というグループワークを通じてQCD(Quality:品質・Cost:コスト・Deadline:納期)を理解する研修です。
「設計事務所の社員として、顧客から二世帯住宅のイメージを具体化した模型の作成とプレゼンテーションを依頼された」という前提で、チームごとにプロジェクトの予算・スケジュールの配分を検討しながら進めました。
顧客からの突然の仕様変更依頼といった実際に起こりそうなアクシデントがワーク途中で投下されたり、各々が作業に没頭することで上司への報告が遅れてしまったりといった、様々な課題が生じる中、チームのなかでお互いの進捗状況を適宜確認しながら、不要な作業を洗い出すなどの工夫をし、顧客の要求する品質・コスト・納期を満たしながら、ゴールに向かって進む経験を積みました。

研修最終日:Wrap Up Day

最終日には、2カ月弱に及ぶ研修の締めくくりとして「Wrap Up Day」を行い、一人ひとりが研修を終えての振り返りを発表したほか、研修中に学んだビジネススキルやチームビルディングの振り返りとなるアクティビティを実施。
2カ月弱を共に過ごした仲間との別れを惜しみながら、12月に行われる次の全体研修までに、それぞれの配属先・研修先で切磋琢磨し、成長することを誓い合いました。
 

新入社員の抱負

研修を終えた3名の新入社員の抱負を紹介します。パナソニック コネクトのコアメッセージである「かなえよう。」にちなんでそれぞれの「かなえよう。」を書いてもらい、挑戦したいことを聞きました!

西前さん:生産技術部門(写真左)

毎日の目標を立て達成に向け行動することで、現状維持をせず日々着実に成長していきたいです。また、グループワークで得た自分の強みを活かしチームとしての力を高めることができる存在となりたいです。

松本さん:営業部門(写真中央)

営業はお客様や社内の方と多くかかわる立場です。それぞれの立場を深く理解することが信頼関係の構築や、さらに良いビジネス価値を生み出すと考えます。今後は、Empathyを意識してコミュニケーションをとりたいと思います!

井出さん:開発部門(写真右)

世の中に広く出回るような自分たちの特長を活かした技術を開発する!
そのために、Teamworkのコアバリューを大切にし、他の人に意見を求めることや、必要なときに多くの支援を得られるようにつながりを大切にします。


新入社員一人ひとりがイキイキとした表情で、主体的に参加している姿が印象的だった本研修。パナソニック コネクトでは、CONNECTerそれぞれが自分らしさを前面に出しながら活躍していますが、研修を通して成長した新入社員の姿を見ていると、彼らがもうすでに立派なCONNECTerであることを強く感じました。
研修で得た学びや仲間とのつながりは、彼らの社会人としてのベースとなり、今後の成長にとても強く影響を与えると思います。
彼ら一人ひとりがどのように、パーパス「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」を自分の形で実践していくのか、とても楽しみです。

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