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母として、ビジネスパーソンとして、2つのチャレンジ

それぞれの働く現場でいきいきと活躍する社員を紹介する「Meet the CONNECTer」。今回登場するのは、パナソニック コネクト アジアのセールス/マーケティングチームで働くポーレン・タンさんです。業務用ディスプレイなどの製品の販売に関わる様々なミッションに取り組みながら、一方で出産を控えて「母になるまでの一瞬一瞬を楽しみたい」というタンさんにお話を伺いました。


ポーレン・タン
2022年、シンガポールのパナソニック コネクト アジアに入社、セールス/マーケティングチーム所属。アジア太平洋地域におけるブランディング戦略や市場分析、事業運営の最適化などを担当。これまでに培った様々なスキルを活かして、販売拡大に貢献する。



キャリアアップと新たなライフステージ

編集部:パナソニック コネクト アジアには、どのような経緯で入社されましたか。

タン:私が入社したのは、2022年の夏です。キャリアとしては、セールスおよびマーケティングのリーダー・実務担当者として、建設業界で経験を積んできました。また、学生時代はRMIT大学でビジネスマーケティングを専攻しました。

これまで培ってきたキャリアとスキルを活かして新たなチャレンジをしようと考え、パナソニック コネクト アジアへ入社。私がチームに溶け込みやすいように、メンバーの皆さんが開いてくれたウェルカムディナーでは、アクティブでオープンな社風を感じました。私にチャレンジする機会を与えてくれた職場に感謝しています。

編集部:パナソニック コネクト アジアへの入社は、タンさんにとってターニングポイントとなったわけですが、もう一つビッグニュースがあるそうですね。

タン:はい、入社後しばらくして、妊娠していることがわかりました。会社にもすぐ報告して、業務を行いながら、母になるという新たな旅に乗り出すことになりました。そう、母親になることは、まさに旅路だなと思います。環境次第で楽しい旅にもなれば、そうでないものにもなります。

私の場合は、オフィスの同僚が親身になって様々なサポートをしてくださり、仕事と両立しつつ安心して母になる旅路を歩めるものでした。フレキシブルな勤務体制や産休、医療サポートの提供など、現場に根ざしたありがたいサポートだと実感しています。そのおかげで、もうじき赤ちゃんが無事誕生する予定です。

シンガポールを熟知したビジネス基盤をキャリアに活かす

編集部:お子さまの誕生が私たちも楽しみですが、あらためて担当されている仕事内容について聞かせてください。

タン:私のミッションは、製品の認知度を高めるための戦略を練り上げたり、市場分析を行ったりすることです。さらに、正確な販売予測を立ててお客様のニーズを満たすために、グローバルやローカルの同僚、そしてパートナー企業と連携して事業運営を最適化する業務も行っています。

現在、担当している製品は業務用ディスプレイです。用途に応じて様々なタイプがありますが、豊かな創造性を思いのままに表現し、観る人を魅了するクオリティと信頼性、そして堅牢性を提供する製品です。

編集部:ミッションを遂行するうえで、タンさんの強みを教えてください。

タン:シンガポールは経済・観光から技術・製造に至るまで、世界の中枢をなす国です。この地に暮らすシンガポーリアンとして、地域や文化に精通していることが、私の強みの一つだと思います。

例えば、ミュージアムや会場施設などのシンガポールの象徴的なスポットにおいて、私は多様な顧客企業と協業するビジネス基盤を持っています。その中には、これまでのキャリアで築いてきたものもあり、こうした関係性を持てていることは、私のミッションを推進するうえでありがたいことだと感じています。

私が参加しているプロジェクトを通してミュージアムや会場施設に導入されたディスプレイは、私の家族や友人、さらに多くの人々が観て、感動を共有することになります。これは私にとって大きな喜びであり、誇りです。そして、顧客体験をさらに実りあるものにしていこうと、気持ちを高める原動力になるのです。

たくさんのサポートに感謝、母になる日々を楽しみたい

編集部: 出産と育児を控えて、喜びと同時に不安もあると思います。仕事面での心配などありませんか。

タン:私の業務は、営業やマーケティング、製品レポートや納品のために、メンバー間で細かな調整をする必要があります。本来なら毎日出社すべきところを、妊娠がわかってからは回数を減らしてオンライン会議でコミュニケーションを取ったり、定期的な妊婦健診のために早退したりしています。

こうしてフレキシブルな働き方ができているのは、出産・育児を控えた女性が活躍できる環境を整えてくれている会社と、さりげなく支えてくれる同僚のおかげです。

今は、わが子の誕生を指折り数えながら、無事に生まれてくることを願い、この一瞬一瞬を楽しみたいと思います。

編集部:Well-being、より良く生きるためにパナソニック コネクトは働きやすい環境ですか。

タン:はい。パナソニック コネクトに入社して以来、素晴らしい体験の連続です。組織内には年齢・性別の点で幅広いメンバーがいて、私はすぐにチームになじむことができました。そして、一人ひとりの多様な価値観に触れることは、私自身のチャレンジや向上心を高める大きなモチベーションになっています。

出産を終えて育児休業した後は、わが子の笑顔に元気をもらいながら、またメンバーと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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