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メタバースでレッツノート工場の見学会を開催ー 全国の高校生向け「未来の教室」に協力しました ー

皆さん、こんにちは! パナソニック コネクト、From the Inside編集部です。
パナソニック コネクトの取り組みを内側からレポートする当シリーズ。
今回は、2024年1月17日に当社の神戸工場が実施した、メタバース空間でのオンライン工場見学会をご紹介します。

 経済産業省が推進する「未来の教室」のプログラムの一つとして、一般財団法人 大阪科学技術センターが主催し、神戸工場が協力する形で行われた当イベント。
「未来の教室」は、全国の高校生向けに、実社会や仕事の魅力などを感じられる機会を早期に提供することで、自身が目指す将来の職業や進路選択に目を向けてもらい、学びの意味を理解して学習意欲を高めるとともに、理系やクリエイティブ人材を増やしていくことを狙いとした教育事業です。
パナソニック コネクトからは、国内のモノづくりの現場を体験できる機会として、神戸工場のオンライン見学会を実施させていただきました。

実際の神戸工場

モバイルPCレッツノートの製造を主に行っている神戸工場。多くのパソコンメーカーが海外生産や、組立・検査のみ国内で行う、といった製造方法を取るなか、当社ではレッツノートの電子部品の実装から組立・検査までのすべてを神戸工場で一貫して実施していることが特長です。
メタバース空間での見学会は神戸工場としても初の試みでしたが、当日は全国の約40名もの高校生の皆さんに参加いただきました。

参加案内のURLから入室すると、早速メタバース空間が目の前に!
アバター目線で360度見まわすことや、自由に歩き回ってモニターが見やすい場所に移動することが出来ます。

見学会の開始に先立ち、レッツノートにまつわる簡単なクイズが行われたあと、レッツノートを始めとした商材の開発・製造を行うモバイルソリューションズ事業部の広報担当者が、動画やスライドを用いて、事業部全体やレッツノートの特長を紹介しました。

続いて、お待ちかねの工場見学!
参加者は、事前に撮影された360度映像のなかに入り、実装~組立までの各工程の現場を見ながら説明を受けます。

360度どこを向いても工場の景色が広がっているので、まるで現地にいるかのような臨場感!参加者の皆さんは興味津々でアバターを動かしていました。

メタバース空間を最大限活用した説明は参加者の皆さんから好評で、工場見学終了後も「一つのパソコンを作るのにどれくらいの時間がかかりますか」や「基板からすべてを自社で作るメリットは何ですか」など、製造に関連した質問が相次ぎました。

最後に、神戸工場で活躍する社員による「先輩社員座談会」を実施。
担当商材や年次の異なる三人が、学生時代に学んだことや、就職先にパナソニック コネクトを選んだ理由、生産プロセス技術における仕事のやりがい等を話します。
学生の皆さんからは進路選択や将来の夢についての質問をたくさんいただき、先輩社員も終了時間の限界まで、自身の経験を踏まえた言葉で回答するなど、お互いの姿が見えなくとも、和気あいあいとしたコミュニケーションが交わされました。

当日のオペレーションの様子 (神戸工場会議室より)
左から、工場人事の溝端さん、工場見学の説明を担当した工場企画の遠藤さん、
生産プロセス技術の林さん、友岡さん。

実施後のアンケートでは、全参加者の皆さんが「工場見学を経験できてよかった」と回答。
神戸工場のモノづくりを学んでもらうとともに、未来ある学生の皆さんに、自身の将来について考えてもらうきっかけになれたら良いなと思います。

学生の皆さんの声 (アンケート一部抜粋)

コロナ禍で、中学校で職業体験に行くことが出来なかったので、このような機会で、工場見学に参加できて、とても楽しかったです。もっと、メタバースでの工場見学が広まったらいいなと思いました。
 
パソコンは人の手によってたくさんの工程を経て作られているのだなと思い、ありがたく感じました。
 
初めてアバターで参加できてしかも自分で操作できて自分がその空間にほんとうにいるみたいで、最新すぎてびっくりしました。


「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパスとして掲げるパナソニック コネクト。
日本のモノづくりの現場を学生の皆さんに知っていただくことで、皆さんの将来の選択肢や可能性が少し広がり、やがてそのことがきっかけで社会が動き、未来が変わることだってあるかもしれません。
From the Inside 編集部はこれからも、自社の成長と共に、社会の未来にも貢献していこうとするパナソニック コネクトの取り組みを発信して参ります!


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